4.2 メールの転送設定

Google Appsの管理者はメールの配信ルールを設定することができます。DNS 設定の変更はすべてのユーザーのメール配信に適用されるため、メール転送機能を使用することでドメイン宛てのメールを制御可能です。 
※この機能は、Google Apps(無償版 50ユーザまで)にはありません。

【メールを転送するケース】

A) Gmail を利用するユーザーと従来のメールシステムを利用するユーザが混在しているドメインで、分割配信を設定する必要がある。Google Apps メール サーバーは従来のメールシステムにメッセージを転送します。(分割送信)。
B) Google Apps メール サーバーを通じて二重配信を設定する必要がある。二重配信を設定すると、Google Apps メール サーバーは、すべての受信メールのコピーをセカンダリメールサーバーに転送します。(二重配信)
C) ドメインでメールをアーカイブするバックアップ用にセカンダリメールサーバーを追加する。 
D) 存在しないアドレス宛てのメッセージを転送する。(キャッチオールアドレスの代わり)
E) 特定のユーザーの 2 番目のメールアドレス宛てのメッセージを転送する。

A)~D)は、ドメイン全体にメール転送を設定します。E)は、ユーザーごとにメール転送を設定します。

ここでは、ドメイン全体にメール転送を設定する手順を記述しています。


① コントロールパネルにログイン

管理者権限をも持つユーザーアカウントでコントロールパネルにログインします。

② メールの転送設定

a) [サービスの設定]-[メール]-[全般]タブをクリックします。

    

b) メール転送項目の[転送先を追加]をクリックします。

    


c) 転送先の詳細画面が表示されますので各項目に入力を行います。

    

d) 設定完了後、[変更を保存]をクリックして保存します。

※転送設定の変更が Google システムに反映されるまでに1時間程度かかる場合があります。


【転送設定項目の詳細】

<不明なアカウント宛てのメッセージ>
存在しないアドレス宛てのメッセージを転送先に転送します。
<転送先>
追加のメールサーバーの SMTP-In のホスト名または IP アドレスを入力します。
<SMTP エンベロープの変更>
SMTP エンベロープとは、受信メッセージの [宛先]項目を指定します。 選択した場合は、Google で SMTP エンベロープを書き換え、受信メッセージの[宛先]項目に転送先のホスト名を表示します。
<メール配信先>
メール転送の対象とするドメインのユーザーを指定する配信オプションです。
不明なアカウントのみ – ユーザーが Google Apps に存在しない場合のみ、指定の転送先にメールを配信します。
作成済みのアカウントのみ – ユーザーが Google Apps に存在する場合のみ、指定の転送先にメールを配信します。
<すべてのアカウント>
 すべての受信メールを指定の転送先に配信します。
<メール不着通知を送信する>
メッセージが転送先に届かなかった場合に送信者に通知します。 選択すると、この転送先に配信されなかった場合、Google から不着通知が送信されます。